永代供養堂『還源げんげん

弘法大師空海は、ご自身の求道の中で、「本源に還る」ことを意味する「還源」という言葉を残されています。これは全ての人が自身の中に宿している仏心が、澄んだ悟りの心境に赴こうとする修行のありようを表現した一語です。
「本源的な迷いのない、目覚め澄みきった世界に還っていく」悟りの姿。

これを私たちが今生の命を閉じた後、大きな仏の世界、大自然に溶け還って行く様と重ね合わせ、それをお堂全体で表現しました。私たち人間も、本来、大自然という大きな命の一部であります。

多くの職人さん達の手により、令和三年に永代供養堂『還源』が完成しました。
どなたでも納骨できる、みんなのお墓です。

死は誰にでも分け隔てなく、いずれ必ずやってくるものです。
命あるからこその死。
海禅寺では、還源という大きな安心の中で、永代に渡り供養を続けて参ります。

合掌

※ホームページでは詳細な情報を公開していません。関心をお持ちの方は、どうぞお問い合わせください。実際にお堂をご案内させていただきます。

人生のしまい方